貿易ってなに? 身近なアレもコレも貿易のおかげ!

豆知識
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「ねぇ、このバナナってどこから来たか知ってる?」

B
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「うーん、外国?」

A
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「そう!遠い国から船に乗ってはるばるやってきたんだよ。」

こんにちは! 今日は、私たちの生活に欠かせない「貿易」について、一緒に見ていきましょう。「貿易」って言葉は聞いたことあるけど、具体的に何なのかよくわからない…という人も大丈夫!できるだけ簡単に説明しますね。

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貿易ってなに?

一言でいうと、貿易とは「国と国の間で、商品やサービスを売ったり買ったりすること」です。

身近な例でいうと、あなたが持っているおもちゃを、他の国の友達が持っている別のおもちゃと交換するようなイメージです。

国同士が、自分たちの国で作った得意なもの(商品)や、できること(サービス)を相手の国に売ったり(輸出)、相手の国が得意なものや、自分たちの国にないものを買ったり(輸入)する。これが貿易の基本的な仕組みです。

どんなものを貿易しているの?

じゃあ、具体的にどんなものが貿易されているんでしょうか? 実は、私たちの身の回りのもの、驚くほどたくさん貿易でやってきています。

<主な輸入品(日本が外国から買っているもの)>

  • 食べ物: バナナ、コーヒー豆、小麦、大豆、肉、魚介類(エビやマグロなど)
  • エネルギー: 石油、天然ガス(これがないと電気やガスが使えなくなっちゃう!)
  • 生活用品: 衣類、くつ、バッグ、家具
  • その他: スマートフォンやパソコンの部品、医薬品、木材 など

<主な輸出品(日本が外国に売っているもの)>

  • 工業製品: 自動車、バイク、電子部品(半導体など)
  • 機械類: 工場で使う機械、建設機械
  • 化学製品: プラスチック など

このように、食べ物からエネルギー、工業製品まで、本当に色々なものが国境を越えて行き来しています。日本は資源が少ない国なので、特に食べ物やエネルギーを外国からたくさん輸入しているんですね。一方で、優れた技術で作った自動車や機械などを外国に輸出しています。

どうやって貿易するの?(貿易の方法)

国と国の間で物を運ぶわけですから、大きな乗り物が必要です。主な方法は2つあります。

  1. 船で運ぶ(海上輸送):
    • 一度にたくさんの物を、比較的安く運べるのがメリットです。
    • 自動車や石油、穀物など、大きくて重いもの、大量のものを運ぶのに向いています。
    • ただし、港から港へ運ぶので時間がかかります。
  2. 飛行機で運ぶ(航空輸送):
    • 船よりもずっと速く運べるのが最大のメリットです。
    • 新鮮さが大切な魚や野菜、急いで届けたい電子部品、軽くて高価なものなどを運ぶのに向いています。
    • ただし、船に比べて運ぶ費用(運賃)が高くなります。

どちらの方法で運ぶかは、商品の種類、量、緊急性、コストなどを考えて決められます。

貿易にかかるお金(主な諸経費)

外国から物を買ったり売ったりするには、商品の代金以外にも色々な費用がかかります。主なものをいくつか紹介しますね。

  • 運送料(運賃)
    船や飛行機で物を運んでもらうための費用です。
  • 保険料
    輸送中に事故などで商品がダメになった場合に備えるための保険の費用です。
  • 関税(かんぜい)
    他の国から商品を輸入するときに、国境を越える際にかけられる税金です。国内の産業を守るなどの目的があります。(※かからない場合や、国同士の取り決めで安くなることもあります)
  • その他
    港や空港での荷物の積み下ろし費用、倉庫での保管料、手続きのための手数料など、細かい費用もかかります。

これらの費用も全部含めて、お店で売られる商品の値段が決まってくるんですね。

なぜ、自分の国で作らずに貿易するの?

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貿易しないで自分の国で作れば良くね?

なるほど! いい質問ですね。「全部自分の国で作ればいいのに、どうしてわざわざ外国と貿易するんだろう?」って思いますよね。

それには、いくつかの大切な理由があるんですよ。

  1. 得意なことに集中するため(分業した方が効率がいい)
    • 例えば、A国はバナナを作るのがすごく得意だけど、パソコンを作るのは苦手だとします。逆にB国はパソコンを作るのは得意だけど、バナナは気候が合わなくて作れないとします。
    • この場合、A国は得意なバナナ作りに集中し、B国は得意なパソコン作りに集中します。そして、お互いに作ったものを交換(貿易)すれば、両方の国がバナナもパソコンも手に入れることができますよね。
    • 無理して苦手なものを作るより、それぞれが得意なものを作って交換した方が、全体として効率が良く、より多くのものを生産できるんです。これを経済の言葉で「比較優位(ひかくゆうい)」に基づいた分業、と言ったりします。(ちょっと難しい言葉ですが、要は「得意なことを分担しよう」ということです)
  2. 自分の国だけでは手に入らないものがあるから
    • そもそも、自分の国に必要な資源や産物がすべて揃っているとは限りません
    • 例えば、日本は石油や天然ガスといったエネルギー資源がほとんど採れません。これらは生活や産業に不可欠なので、資源が豊富な国から輸入する必要があります。
    • また、コーヒー豆やカカオ豆のように、特定の気候でしか育たない農産物もあります。これも、作れる国から輸入しないと手に入りません。
  3. その方が安く作れる(または安く買える)から
    • 人件費が安い国、技術が進んでいる国、大量生産が得意な国など、国によって物を作るコストは違います。
    • 日本でもTシャツは作れますが、人件費などが安い国で作ったものを輸入した方が、ずっと安く手に入ることがあります。
    • 消費者にとっては、同じような品質なら、より安いものが手に入るというメリットがあります。
  4. 色々な種類の商品が欲しいから
    • もし自分の国で作られたものしか買えなかったら、商品の種類は限られてしまいますよね。
    • 貿易があるおかげで、世界中の様々なデザインの服、色々な国の食品、最新の技術を使った製品など、多様な商品の中から自分の好きなものを選ぶことができます。

まとめると…

自分の国だけで全てをまかなおうとすると、

  • 苦手なものも無理して作らないといけない(非効率)
  • そもそも国内にない資源や物は手に入らない
  • 作るのにコストがかかりすぎて値段が高くなる
  • 商品の種類が少なくなる

といったことが起こる可能性があります。

貿易をすることで、それぞれの国が得意なことを活かし、足りないものを補い合い、より安く、より多様な商品を効率よく手に入れることができるようになるのです。だから、多くの国は貿易を行っているんですね。

まとめ

どうでしたか? 貿易が少し身近に感じられたでしょうか。

私たちが毎日食べているもの、使っているものの多くは、貿易によって世界中の国々と繋がっています。貿易があるおかげで、日本では作れないものを手に入れたり、日本の優れた製品を世界中の人に使ってもらったりできるのです。

今度スーパーやお店に行ったら、「この商品はどこから来たのかな?」と考えてみるのも面白いかもしれませんね!

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