「アメリカの経済って強い!」「世界経済を引っ張ってる!」 ニュースなどでよく聞く言葉ですよね。でも、そのアメリカ経済の「中身」、つまり何がアメリカの経済を動かしているのか、具体的に知っていますか?
そのカギを握るのがGDP(国内総生産)です。

なんだか難しそう…?
大丈夫!この記事を読めば、GDPの基本から、アメリカ経済が何で成り立っているのか、その構成比まで、サクッと理解できますよ。
まず、「GDP」って何者?
GDPとは「Gross Domestic Product」の略で、日本語では「国内総生産」と言います。
簡単に言うと、「一定期間に、国内で新しく生み出されたモノやサービスの『付加価値』の合計額」のことです。
「付加価値」っていうのは、例えばパン屋さんが小麦粉を仕入れてパンを作って売った場合、パンの値段から小麦粉の値段を引いた、新しく生み出した価値の部分です。
国全体のパン屋さんや、車メーカー、IT企業、レストラン、お医者さん…みんなが生み出した「付加価値」をぜーんぶ合計したものがGDP。つまり、その国の経済活動全体の大きさを示す、とっても重要な指標なんです。
アメリカのGDP、何でできてるの?構成比を見てみよう!
さて、本題のアメリカのGDPです。巨大なアメリカ経済は、大きく分けて次の4つの要素で構成されています。おおよその構成比と一緒に見ていきましょう!
- 個人消費:約68%
- ダントツのトップ!アメリカ経済の主役です。
- これは、私たちのような一般の人々が、日々の生活で使うお金のこと。食料品、洋服、家賃、スマホ代、映画鑑賞、レストランでの食事、医療費など、あらゆる商品やサービスへの支出が含まれます。
- アメリカのGDPの約7割を占めていることからも、「アメリカ経済は個人消費が支えている」と言われる理由がよく分かりますね。アメリカの人々がたくさんお金を使うことが、経済全体の元気につながっているんです。
- 民間投資 :約18%
- これは、企業が行う投資のことです。
- 工場を建てたり、新しい機械を導入したり(設備投資)、住宅を建てたり(住宅投資)、売れ残った在庫(在庫投資)などが含まれます。
- 企業の投資は、将来の生産力を高め、経済成長のエンジンとなる重要な要素です。景気が良いと増え、悪くなると減る傾向があります。
- 政府支出 :約17%
- これは、国や地方自治体(政府)が使うお金のことです。
- 道路や橋をつくる公共事業、公務員のお給料、国防費、公教育や医療サービスへの支出などが含まれます。
- 社会インフラを整えたり、国民に必要なサービスを提供したりするために使われます。
- 純輸出 :約-3%
- これは、輸出額から輸入額を差し引いたものです。(純輸出 = 輸出 – 輸入)
- アメリカは、海外からたくさんの商品(車、電化製品、衣類など)を輸入しています。その額が、海外へ輸出する額よりも大きい状態(輸入超過)が続いています。
- そのため、この項目はマイナスになることが多いです。つまり、GDP全体から見ると、差し引かれる要因になっています。
アメリカの輸入と輸出についての解説ブログはこちらから!
まとめ:アメリカ経済の姿
こうして見ると、アメリカ経済の特徴がよく分かりますね。
- とにかく個人消費が強い! (GDPの約7割)
- 企業による投資や政府の支出も経済を支える重要な柱。 (それぞれ2割弱)
- 貿易は輸入超過(赤字)の状態。
GDPの構成比を知ることで、ニュースで「アメリカの個人消費が好調!」とか「企業の設備投資が伸び悩んでいる」といった情報が、経済全体にどう影響するのか、より深く理解できるようになります。
その他
豆知識
投資に関する豆知識が他にもあります。
速聴のススメ
アニメが5〜7分、映画が30〜60分で見れるようになります。
しかもお金かけずに自力で誰でもできます。
投資について
ハゲを克服寸前で、断酒にチャレンジするなんでもやっちゃう無謀なおじさんですが、
先日、資産が4200万円に到達しました。


確定利益である配当・分配金も2024年はおかげさまで709万円となり
2024年末の資産増(前年対比):+1,386万円(+48%)となりました。
断酒も髪も投資も順風満帆です。
\毎月の投資収益(2024年)/

\総資産(2024年末)/

もし投資にもご興味あればこちらもぜひご覧くださーい
コメント