最近、ニュースなどで「自民党総裁選挙」という言葉をよく耳にしませんか?
「なんだか難しそう…」「自分には関係ないのでは?」と思うかもしれませんが、実は日本の次の総理大臣(首相)を事実上決める、とても大切な選挙なんです!
この記事では、自民党総裁選挙の基本の「き」を、誰にでもわかるようにやさしく解説します。
1. なぜ「自民党総裁選挙」が大切なの?
日本の政治では、国会で一番多くの議席(議員の数)を持っている政党のトップが、だいたい総理大臣になります。
現在、一番議席を持っているのが「自由民主党(自民党)」です。
だから、自民党のトップ(代表)である「総裁(そうさい)」を決める選挙は、そのまま「次の総理大臣を決める選挙」となるため、とても注目されるのです。
2. 「総裁」ってどんな人?
総裁は、自民党の「社長」や「リーダー」のような存在です。
- 任期: 原則として3年間です。(ただし、連続して3期まで務めることができます。)
- 役割: 党の顔として、政策をまとめたり、選挙の指揮をとったりします。そして、日本の総理大臣として、国の政治のトップに立つことになります。
3. 誰が投票するの?
私たちが投票する衆議院選挙や参議院選挙とは違い、自民党総裁選挙は自民党の中だけで行われる「身内」の選挙です。
投票権を持っているのは主にこの2種類の人たちです。
- 自民党に所属する国会議員(議員票)
- 衆議院議員と参議院議員、全員が投票します。
- 「1人1票」を持っています。
- 自民党の党員・党友(とういん・とうゆう)
- 全国の自民党のメンバーです。
- この人たちの投票結果をもとに、「党員票」という形で票が計算され、候補者に配分されます。
つまり、国会議員と全国の党員・党友、両方の意見が反映される仕組みになっています。
4. どうやって総裁が決まるの?
選挙は基本的に2段階で行われます。
1回目:国会議員票 + 党員票で勝負!
- 国会議員票と党員票を合計した数のうち、過半数(半分より多い票)を獲得した人が当選となります。
2回目:過半数が出なかったら「決選投票」!
- もし1回目の投票で誰も過半数を取れなかった場合、得票数の多かった上位2名による「決選投票(けっせんとうひょう)」が行われます。
- 決選投票では、投票する人が変わります。
- 国会議員
- 各都道府県の代表者(全国で47票)
- この決選投票で、一番多く票を獲得した人が新しい総裁に選ばれます。
5. なぜ注目されるの?(まとめ)
自民党総裁選挙は、単なる一政党のリーダー選びではありません。
この選挙で選ばれた人が、次の日本の総理大臣となり、外交や経済、私たちの生活に直結する政策のリーダーシップをとっていくことになります。
候補者が「どんな日本にしたいか」「どんな課題を解決したいか」を話すのを聞けば、これからの日本の方向性を知るヒントになります。
「ふーん、なるほど!」と思っていただけたら嬉しいです。ニュースを見るのが少し楽しくなるかもしれませんね!
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