投資信託の運用管理費用、通称信託報酬は、投資信託を保有している間ずっとかかり続ける手数料のことです。この費用は、投資信託の運用・管理をしてくれるプロ(運用会社)に支払う報酬と考えてください。
投資信託は、プロが複数の人からお金を集めて、株や債券などに投資する金融商品です。私たち投資家は、その運用をプロに任せる代わりに、手数料を支払います。この手数料が信託報酬です。

信託報酬はどのように支払われるの?
信託報酬は、私たちが直接お金を支払うわけではありません。投資信託の純資産総額から毎日差し引かれています。
たとえば、信託報酬が年率1%の投資信託を100万円分持っていた場合、毎日約27円(100万円 × 1% ÷ 365日)が自動的に差し引かれます。そのため、基準価額(投資信託の値段)は、この信託報酬が差し引かれた後の金額として日々計算・表示されています。
ポイント: 信託報酬は保有している限り、毎日少しずつ引かれているため、投資期間が長くなるほど、支払う総額も大きくなります。
信託報酬の金額はどうやって調べるの?
信託報酬の金額は、投資信託の目論見書や運用報告書に必ず記載されています。また、証券会社のウェブサイトで各投資信託の情報を確認することもできます。通常、「信託報酬」や「運用管理費用」といった項目に年率で表示されています。
信託報酬は高いとダメなの?
一概に「高いとダメ」というわけではありませんが、信託報酬は運用成績に影響します。信託報酬が低いほど、運用で得られた利益が手元に残りやすくなります。同じような投資対象の投資信託が複数ある場合、信託報酬が低い商品を選ぶことで、長期的に見てリターンが大きくなる可能性があります。
例:
- Aという投資信託(信託報酬: 0.2%)
- Bという投資信託(信託報酬: 1.5%)
両方が同じ運用成績(例えば年率5%の運用益)だった場合、手元に残る利益はAの方が大きくなります。
注意点: 信託報酬が低いからといって、必ずしも優れた投資信託とは限りません。プロの運用能力や投資対象など、他の要素も合わせて検討することが大切です。しかし、長期投資においては、信託報酬の差が最終的なリターンに大きな影響を与えることを覚えておきましょう。
まとめ
- 信託報酬は、投資信託の運用・管理に対して支払う手数料。
- 毎日、投資信託の純資産から自動的に差し引かれる。
- 金額は年率で表示されており、目論見書などで確認できる。
- 信託報酬が低いほど、手元に残る利益が大きくなりやすい。
投資信託を選ぶ際には、この信託報酬もしっかりチェックして、自分に合った商品を見つけましょう! 🚀
その他
投資実績について
確定利益である配当・分配金も2024年はおかげさまで709万円となり
2024年末の資産増(前年対比):+1,386万円(+48%)となりました。
\毎月の投資収益(2024年)/

\総資産(2024年末)/

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