🇯🇵株の「33業種」って何?初心者にもわかる!市場の全体像をつかもう

株:基礎知識

株を見ていると、「業種別」とか「〇〇業」とかって言葉をよく見かけませんか?

実は、日本の株式市場に上場している会社は、「33の業種」に分類されているんです。

「え、そんなに細かく分かれてるの?」と思うかもしれませんが、これを知っていると、株式市場がもっと分かりやすくなるんですよ!

今回は、この「33業種」について、株初心者の方にも簡単に解説します。

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そもそも「33業種」ってなに?

「33業種」とは、東京証券取引所(東証)が、日本の上場企業をビジネスの内容によって33種類に分けたものです。

例えるなら、スーパーで商品が「野菜」「魚」「お肉」「お菓子」みたいにコーナー分けされているのと同じイメージです。会社がどんなビジネスで稼いでいるかによって、分かりやすくグループ分けしているんですね。

この分類は、東証が公式に使っているもので、株価のニュースや証券会社のサイトなどでよく使われています。

なんで「33業種」を知っておくといいの?

この33業種を知っていると、どんないいことがあるんでしょう?

  1. 市場全体の流れがわかる
    「今日は電気機器の会社が全体的に調子がいいな」「不動産の業種はちょっと元気がないかな」というように、市場全体のトレンドや、どんな分野が注目されているのかを把握しやすくなります。
     
  2. 会社を比べやすい
    同じ「銀行業」の会社同士で比べたり、「輸送用機器」(自動車とか)の会社同士で比べたりと、似たビジネスをしている会社を比較するのに役立ちます。
     
  3. 投資のヒントになる
    自分が興味のある業種や、これから伸びそうな業種を探すヒントになります。特定の業種にまとめて投資したり、逆にリスクを分散するために色々な業種の株を持ったり(ポートフォリオを組む)する際にも参考になります。

これが「33業種」の一覧だ!

では、具体的に東証が定めている33の業種を見てみましょう。全て覚える必要はありませんが、「こんな種類があるんだな」と眺めてみるだけでも、日本の産業の広がりが感じられるはずです。

それぞれの業種について、簡単な説明と、いくつかの代表的な企業例を挙げてみました。

業種名どんな会社が多い?代表的な企業例
水産・農林業漁業、水産加工、農業、林業などを行う会社
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サカタのタネ、ニッスイなど
鉱業石炭、石油、金属などの鉱物を採掘・開発する会社
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INPEXなど
建設業建物や道路、橋などの建設工事を行う会社
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鹿島、大林組、積水ハウスなど
電気・ガス電気やガスを供給する会社
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東京電力HD、大阪ガス、中部電力など
食料品食べ物や飲み物を作る会社
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味の素、日清食品HD、アサヒグループHDなど
繊維製品繊維、アパレル、衣料品などを製造・販売する会社
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東レ、帝人、ユニチカなど
パルプ・紙紙やパルプを作る会社
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日本製紙、王子ホールディングスなど
化学化学製品(医薬品以外)を作る会社
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信越化学工業、富士フイルムHD、旭化成など
医薬品医薬品を開発・製造・販売する会社
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武田薬品工業、アステラス製薬、大塚HDなど
石油・石炭石油や石炭を加工して製品(ガソリンなど)を作る会社
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ENEOS HD、出光興産など
ゴム製品タイヤや工業用ゴム製品などを作る会社
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ブリヂストン、横浜ゴムなど
ガラス・土石ガラス、セメント、陶磁器などの製品を作る会社
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AGC、住友大阪セメント、TOTOなど
鉄鋼鉄鋼製品を作る会社
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日本製鉄、JFEホールディングスなど
非鉄金属鉄以外の金属(銅、アルミなど)を扱う会社
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三菱マテリアル、住友電気工業など
金属製品鉄や非鉄金属を使って製品(ねじ、サッシなど)を作る会社
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LIXIL、文化シャッターなど
機械産業用機械、建設機械、工作機械などを作る会社
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小松製作所、ダイキン工業、ファナックなど
電気機器家電、半導体、電子部品、重電、通信機器などを作る会社
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ソニーグループ、パナソニックHD、キーエンス、日立製作所など
輸送用機器自動車、バイク、鉄道車両、船舶、航空機などを作る会社
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トヨタ自動車、ホンダ、日産自動車、SUBARUなど
精密機器カメラ、時計、医療機器、測定器、光学機器などを作る会社
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キヤノン、HOYA、シスメックス、オリンパスなど
その他製品上記以外の様々な製品(おもちゃ、楽器、文具、スポーツ用品など)を作る会社
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任天堂、ヤマハ、コクヨなど
情報・通信業通信サービス、ソフトウェア開発、ITサービスを提供する会社
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NTT、ソフトバンクグループ、KDDI、ソニーグループなど
倉庫・運輸陸運、海運、空運、倉庫業などを行う会社
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日本通運、JR各社、ANA HD、日本郵船など
卸売業商品をメーカーから仕入れて小売店などに販売する会社三菱商事、三井物産、伊藤忠商事など(総合商社も含む)
小売業消費者向けに商品を販売する会社(百貨店、スーパー、CVSなど)ファーストリテイリング、セブン&アイHD、イオンなど
銀行業銀行業務を行う会社三菱UFJ FG、三井住友FG、みずほFGなど
証券・商品証券会社や商品先物取引会社野村ホールディングス、大和証券グループ本社など
保険業生命保険や損害保険を提供する会社東京海上HD、MS&AD HD、SOMPO HD、日本生命(非上場)など
その他金融業上記以外の金融サービス(リース、ノンバンクなど)オリックス、日本政策金融公庫(非上場)など
不動産業不動産の開発、賃貸、売買などを行う会社三井不動産、三菱地所、東急不動産HDなど
サービス業広告、人材、コンサル、レジャー、外食、警備など多様なサービスリクルートHD、オリエンタルランド、セコムなど

まとめ

日本の株式市場における「33業種」とは、上場企業をビジネス内容で分類したグループのことです。

この分類を知ることで、

  • 市場全体のトレンドがわかる
  • 会社を比較しやすくなる
  • 投資の参考になる

といったメリットがあります。

今回ご紹介した33業種の一覧を、日本の産業構造のマップとして眺めてみてください。普段、何気なく利用している商品やサービスの会社が、どの業種に分類されているのかを見ていくのも面白い発見があるはずです。

最初は難しく感じるかもしれませんが、ニュースや株の情報を見るときに、「この会社は何業種かな?」と考えてみると、市場の動きがより立体的に見えてくるはずです。

33業種は、日本の株式市場を理解するための大切な「地図」のようなものです。まずは、どんな業種があるのかな?と興味を持つところから始めてみてください。きっと株式投資がもっと面白くなりますよ!

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