皆さん、こんにちは!投資に興味はあるけど、何から勉強すればいいか分からない…という方も多いのではないでしょうか?
経済ニュースを見ていると、「景気が良い」「景気が回復してきた」なんて言葉を耳にしますよね。実は、この「景気」の動きと、株式市場の株価は深く関係しています。
特に、日本には東京証券取引所(東証)が定めた「東証33業種」という分類があります。これは、上場している会社を33種類のビジネスに分けているものです。
景気が良い時には、この33業種の中でも特に業績が伸びやすく、株価が上がりやすい傾向にある業界があります。
今日は、そんな「景気が良い時に強い」と言われる業界について、東証33業種に触れながら、簡単にご説明したいと思います!

そもそも「景気が良い」ってどんな状態?
「景気が良い」とは、ざっくり言うと、
- モノやサービスがよく売れる
- 会社の業績が上がる
- 働く人のお給料が増える
- みんながお金を使うようになる
といった、経済全体が活発になっている状態のことです。お祭りみたいに、あちこちでお金とモノがぐるぐる回っているイメージですね。
東証33業種ってなに?なぜ知っておくべき?
東証33業種というのは、トヨタは「輸送用機器」、ユニクロは「小売業」のように、それぞれの会社がどんなビジネスをしているかで分類したものです。
なぜこれが役に立つかというと、業界ごとに景気の変動に対する強さや弱さが違うからです。
例えば、食品や電気・ガスなどの「生活に欠かせないもの」を扱う業界は、景気が悪くなっても比較的安定していると言われます。逆に、景気が良くなると大きく伸びやすい業界もあります。
この分類を知っていると、「今、景気が上向いているから、こういう業界の株が注目されそうだな」という予測が立てやすくなるんです。
景気が良い時に「強い」と言われるのはどんな業界?
さて、本題です!景気が良くなり、人々の消費が増えたり、会社の投資が増えたりすると、特に恩恵を受けやすい業界があります。具体的には、以下のような特徴を持つ業界です。
- 個人消費が伸びると儲かる業界
- 景気が良いと、みんな財布の紐が緩みがち。「ちょっと良い服を買おうかな」「旅行に行こうかな」など、生活必需品以外にお金を使うようになります。
- 例:小売業(百貨店、アパレルなど)、サービス業(レジャー、旅行など)、自動車、電気機器(家電など)
- 企業がお金を使うと儲かる業界
- 会社の業績が良くなると、「もっと生産能力を上げよう」「新しいビルを建てよう」といった設備投資や事業拡大にお金をかけるようになります。
- 例:機械、鉄鋼、非鉄金属、ガラス・土石製品、建設業、情報・通信業(IT投資関連など)
- モノの動きが活発になると儲かる業界
- 生産されたモノを運んだり、貿易が増えたりと、物流が活発になります。
- 例:海運業、陸運業、倉庫・運輸関連業
- 経済活動全体が活発になると儲かる業界
- お金の貸し借りや、会社のM&A(合併・買収)など、金融に関する動きも活発になります。
- 例:銀行業、証券業、その他金融業
もちろん、これらはあくまで一般的な傾向です。同じ業界の中でも、個別の会社の状況によって株価の動きは異なります。
まとめ
景気が良い時には、人々の消費や企業の投資が活発になることで、特に「小売業」「自動車」「機械」「建設業」「海運業」「銀行業」といった、経済活動の広がりと密接に関わる業界の業績が伸びやすく、株価も上がりやすい傾向にあります。
東証33業種という分類は、このように経済全体の動きと特定の業界の関係を理解するのにとても役立ちます。
投資を始める際には、ぜひ「今、世の中はどんな状況かな?」「この景気だと、どんな業界が元気になりそうかな?」と考えてみることから始めてみましょう。
ただし、投資に絶対はありません。情報はあくまで参考にして、ご自身の判断で慎重に行ってくださいね。
次回は、逆に「景気が悪い時に比較的強い」と言われる業界についてご紹介するかもしれません。お楽しみに!
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