資金フロー(Money Flow)とは、
株式市場にどれくらいの資金が「入ってきているか(流入)」、
あるいは「外に出ていっているか(流出)」を示す指標です。
米国株式市場では、
投資信託(Mutual Fund)やETF(上場投資信託)への資金の流入・流出額
が代表的な資金フローのデータとして使われます。

なぜ資金フローを気にする必要があるのか?
株価は最終的に
「どれだけ買いたい人がいるか」「どれだけ売りたい人がいるか」
という需給で決まります。
資金フローを見ることで、
- 投資家が株式市場に積極的なのか
- それともリスクを避けて資金を引き上げているのか
といった 市場全体の温度感(投資家心理) を把握できます。
特に初心者の方にとっては、
「今は強気ムードなのか、慎重ムードなのか」を知るヒントになります。
資金フローの具体例(米国株式市場)
以下のページでは、
米国株式向け投資信託・ETFへの資金フローを確認できます。
この指標は、
- プラスの数値:資金が流入している
- マイナスの数値:資金が流出している
という意味になります。
つまり、
- 資金流入が続いている → 株式市場にお金が集まっている
- 資金流出が続いている → 投資家が警戒している可能性
と読み取ることができます。
資金フローから何がわかるの?
① 市場全体の投資家心理
資金が安定して流入しているときは、
- 株式市場に対して前向きな投資家が多い
- リスクを取りに行く姿勢が強い
一方、資金が流出しているときは、
- 将来への不安が強まっている
- 株式よりも現金や債券に逃げている
といった心理状態が想定されます。
② 株価の動きとの「ズレ」に注目できる
初心者の方に特に知ってほしいポイントがここです。
- 株価は上がっているのに、資金は流出している
- 株価は下がっているのに、資金は流入している
こうした ズレ は、
「今の株価の動きは長続きしないかもしれない」という
ヒントになることがあります。
投資初心者が使うときの注意点
注意点①:資金フローだけで売買しない
資金フローはとても有用ですが、
これだけで売買判断をするのは危険です。
- 企業業績
- 金利やインフレ
- 経済指標やニュース
など、他の情報と組み合わせて使いましょう。
注意点②:短期の数字に振り回されない
資金フローは週次・月次で大きくブレることがあります。
1週間だけの流入・流出ではなく、
- 数週間
- 数か月
といった 流れ(トレンド) を見ることが大切です。
まとめ:資金フローは「市場のお金の流れ」を見る指標
資金フローは、
- 今、投資家は株式市場にお金を入れているのか?
- それとも慎重になって資金を引き上げているのか?
を教えてくれる、市場全体を俯瞰する指標です。
投資初心者の方は、
- 株価だけを見る
- ニュースだけを見る
のではなく、
「お金がどこに向かっているのか?」
という視点を持つことで、より冷静な投資判断ができるようになります。
参考リンク(米国株式市場)
資金フロー(米国株式向け 投資信託・ETF)
https://ycharts.com/indicators/us_equities_mutual_fund_and_etf_flows

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